幹線工事
電気工事のなかでも特に頑丈さが重要になる、幹線の地震対策。
建物全体に電気を配る幹線は、専用の金網のような棚に載せて這わせるケースが多数で、この棚のことをケーブルラックと呼びます。
大地震の揺れによって、このラックごと天井から脱落するトラブルが過去に多く発生。それを未然に防ぐため、弊社ではラックを固定する吊りボルトに耐震補強を施します。
ただ吊るすだけでなく、斜めに交差するように補強金具を入れて揺れを完全に抑制。特にラックの端から2メートル以内の場所には、必ず強固な耐震支持点を設置します。
末端から2メートル以内に耐震支持点を設けることで、揺れをブロック。しかしガッチリ固定するだけでは、大地震の凄まじいエネルギーを受け止めきれません。
そこで重要になるのが、電線にあえて持たせる「たるみ」の存在。
専門用語ではスラックと呼び、これが地震の衝撃を吸収するクッションの役割を果たします。特に注意すべきは、大きな建物の継ぎ目であるエキスパンションジョイントをまたぐ場所。
地震のとき、右の建物と左の建物は全く違う方向にバラバラに揺れ動きます。もし電線をピンと真っ直ぐに張っていたら、建物のズレに引っ張られて一瞬でちぎれることも。
そうした破断を防ぐため、継ぎ目の部分では電線を大きくUの字にたるませて配置します。
建物が30センチメートルほどズレても、そのたるみが伸びることで断線を完璧に回避。配管工事を行う際にも、この場所には曲げ伸ばしが自由にできる蛇腹状の管を使用します。
こうした目に見えない場所への細かいアプローチが、災害時の明暗を分けます。
弊社では31年の豊富な実績を活かし、建物の構造を総合的に見極めた耐震施工を提供。大地震の後でもすぐに工場やオフィスを稼働できる環境を、確かな技術で支え続けます。
岡山市にお住まいの方はぜひご相談ください。