工場やオフィスで「あえて見せる」露出配管施工の極意
配管工事と聞くと、壁の中に隠れて見えないものを想像するかもしれません。しかし、プラントや大規模なオフィスビルでは「露出配管」という手法がよく使われます。
これは文字通り、電線を通す管をあえて外に出して固定するやり方です。
なぜ隠さないのか。
露出配管の最大のメリットは、後からの増設や点検が圧倒的にスムーズな点にあります。
壁の中に埋め込んでしまうと、万が一断線したり新しい機械を導入したりする際、壁を壊す大掛かりな工事が必要になります。
露出していれば、必要な箇所だけをスマートに加工して新しい回路を追加できます。
電気設備技術基準というルールでは、金属管の場合は2m以内ごとに固定すると決まっています。
しかし、弊社では見た目のたわみを防ぎ、より強固に固定するために、あえて1.5m間隔など狭いピッチで配置することもあります。
これにより、振動が多い工場などでも長期にわたって安定した状態を維持できます。
最後に、管の中に電線を吸い込む「入線」を行います。
管の距離が長かったり、曲がり角が多かったりすると摩擦で線が入りにくくなりますが、そこは潤滑剤や専用の工具を駆使して、被覆を傷つけないように慎重に通していきます。
こうした細かな工程の積み重ねが、法人の皆様が安心して使い続けられるインフラを作り上げます。機能性を追求した結果として生まれる露出配管の美しさは、プロの現場ならではの醍醐味です。
岡山市周辺で、見た目も機能もこだわりたい設備改修を検討されている方はぜひご相談ください。